時を旅するものたち ~ヴァンヴの蚤の市

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石畳からしんしんと寒さが昇ってくる2月中旬の日曜日。

大阪からの友人と一緒に、久しぶりにヴァンヴの蚤の市へ。


山と積まれた絵本の中から、お気に入りを掘り出してみる。



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朝9時半、 PORTE DE VANVESのメトロのホームで待ちあわせ。

そこから徒歩2分ほどで蚤の市の起点へ。 粉雪ちらつく天候、いつもよりも出店少な目。

妙にリアルな豚の置物におはようを言って歩き始める。


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地面に布を敷いたりして直置きになっているものはお値打ちなものが多い。

りかちゃん

りかちゃん、ジアンのラクレット皿を3枚お買い上げ。

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個性的で国際色豊かなグラスたち。

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誰かが愛したクマちゃんも。

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マダムがソワレへ着て出かけた風の毛皮のコートたち。

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「ハチミツ手帳」 中の記録を覗いてみたい。

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お皿はど~んとセット売りも。 28枚のセットで70ユーロ。 値切れば50ユーロかしら。


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ガラクタの中に、きらりとお宝が眠っている。

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店番のムッシューたち、商売っ気がほとんどない。 いつもゲームに興じている。

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古びたトランク。 どこに行って、どこへ帰ってきたの?

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絵葉書帳や、古い缶たち。

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昭和初期の日本の雑誌発見。 思わず20分ぐらい、このスタンドに釘付け。

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2時間ほどで、足の裏が冷えてきたので帰路に。

1930年の白水社から出た「ふらんす」語の小冊子や、昭和6年の歌舞伎座パンフレット、

昭和14年の郵便切手雑誌など、語学、お芝居、切手が好きな友人たちへ。


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歌舞伎座パンフレットの中は、役者さんのエッセイなど。

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切手本は、広島・厳島の郵便切手のコラム満載。

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洋書も何冊か購入。 フランス食文化の歴史や、ロックフォールチーズ専門書、ソーセージ本。

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雑貨も少しだけ。 アーティチョーク専用皿や、ロトの灰皿、真鍮の葡萄の葉っぱ、クリスタルのナイフレスト。



家に帰って、古書のページをゆっくりめくってみる。

私が生まれるよりずっと前、80年近く昔に、誰かがこの活字を目で追った。



モノに宿る時の流れ。

遠く日本からフランスへ旅してきた故郷の出版物。

来月、私と一緒に里帰りしよう。  日本の春の風が待っているから。









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No title

なんか日本の雑誌ってすごい!
いろいろ面白い~
いつも素敵な食器との出会いがいいですね

日本びいき

☆とら猫の母さん

20世紀の初め頃、フランスでは中国や日本なと極東ブームがあったみたいで、それ以降、日本のモノが
インテリアとしても浮世絵など贅沢な飾りに取り入れられたようです。
蚤の市でも、こうして日本の雑誌や、お皿、日本人形なども時々見ます。
どうやってここまで来たのだろう、どうして手放されて売られているのだろうと考えるとなぜか
切なくなるのですが。

寒くてちょっと足が遠のいていた蚤の市ですが、昨日も久々に行ってきました。
また後日UPしますね。
プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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