ブルゴーニュ・ワイン祭り その参

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10時間熟睡し、酔いもすっかり抜けて朝食をしっかりいただきました。


まずはボーヌ一番の観光名所、「HOSPICES DE BEAUNE」へ。


別名は HOTEL DIEU、神の家。





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1443年にブルゴーニュ公爵の宰相ニコラ・ロランによって建設され、中世から今に至るまでそのままの姿で保存されています。

ここは貧しい人々を救済するために作られた病院。

諸侯から寄贈されたぶどう畑でできるワインの収益で運営されていました。


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1971年まで現役の病院として使われていた施設で、現在もベッドや昔の医療器具、看護婦さんのろう人形が整然と並んでいます。


これは「貧者の間」、大部屋の奥の、起き上がれない患者のために設けられた祭壇のステンドグラス。



りえこちゃんと。


R子ちゃんとワタクシ。

中庭の黄色と茶色のひし形模様の屋根は、ブルゴーニュ独特の模様。

当時ブルゴーニュが支配していたベルギーのフランドルから輸入したもの。




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外では、樽製造の実演も。

若い弟子に、兄弟子がたたき方を指導する光景もほほえましく。



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ワイン屋の地下の特別カーブには、ロマネコンティもありました。



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ロマネコンティは木箱も素敵です。

うちには木箱だけ、あります。数年前に村に行ったときに偶然いただいたもの。
もちろん中身はありません。



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1924年、1937年のワイン。

左側はブルゴーニュから遠く離れた南西地方のモンバジャックの甘口白ワインです。
これなら、今でも甘みを保ったまま、美味しい状態なのかも知れません。
いつごろ、これがブルゴーニュに運ばれたのだろうと空想します。

右はオスピス・ド・ディジョンのラベルです。


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鼓笛隊もにぎやかに練り歩きます。



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地元の子供たちは、みんなとっても素直そう。



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お菓子屋さんのディスプレイもボーヌの街らしく可愛い葡萄でいっぱいです。




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焼き栗のスタンドもあり。


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ワイン雑貨をたくさん売っているこのお店へ、必ず立ち寄ります。



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ウインドウで見つけた木彫りの司祭さまたち。

非常にグっときて、欲しくなり迷いに迷うが買わず。

次回行ったときにもあったら迷わず買います。




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ランチはこのお店で。 地下に掘られたカーブがレストランになっているのです。



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クレマン・ド・ブルゴーニュ(ブルゴーニュの発泡酒)で乾杯ー!




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前菜はパリでも流行の石の黒い皿に乗って登場。みんなで分けていただきます。




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エスカルゴもまだまた食べます。



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ワタシがいただいたメインは、牛の頬肉のブッフブルギニョン。
赤ワインの煮込みです。

ほろほろに煮えているのに、かみごたえもあるシャロレー牛。


合わせていただいたのは SAVIGNY-LES-BEAUNE 2007年。

昨夜いただいた1964年よりも43年も若いワインですが、とっても美味しかったです。




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車へ向かう道で、コルクの早抜きコンクールをやっていました。

1番から5番までのシャイな感じの若者が村を代表して出ているようでした。




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ボーヌからパリへ、300キロ。 Sちゃんがアクセルを踏み続けて下さいます。

途中、高速のSAでコーヒーを飲んだ時、I代さんがワタシに買ってくれたキャンディ。

「監督は、キティちゃんみたいだから」

感激です。アリガトウ。





Sちゃん、JちゃんのホームパーティーでI代さんと出会い、
今回は、その皆さんに、RちゃんとR子ちゃんを紹介し。


ワイン繋がりの友情がどんどん広がっていきます。




時を超えて、人生を何倍にも楽しませてくれる魔法の飲み物。







パリに戻ってエッフェル塔の明かりを見つけ、楽しかった旅は終焉です。

にぎやかな女性陣を見事にエスコートしてくれた守護神、Sちゃん。
「遠足はぁ、おうちに帰るまでが遠足です~」と言い続けてくれたじゅんじゅん。


I代さん、Rちゃん、R子ちゃん、楽しかったね、笑いすぎました、ありがとう。










ブログを読んでくださる皆様。いつかぜひ、このブルゴーニュ祭り、ご一緒しましょう。


ワインの神様が、必ずあなたにも舞い降りる瞬間を保証いたします。








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行きたい~♪

すごい!
なんという充実したワイン祭りの過ごし方!
私が夏に行った静かなボーヌとは違う顔、やっぱりワイン祭りはすごいね。こんなに良いワインを酔っぱらうほど飲めるのね。でもみほさんの様にワインの分かる人が一緒じゃないときっと楽しさも雲泥の差でしょうが。ほんと!レポート見ながらうなってました。
それに自分の生まれ年のワインに巡り会えるなんて素敵。いったいどんなお味なのでしょう。きっとみほさんの様なうれうれ熟女に違いない!
しかし皆様酒豪揃いでいっらっしゃる。それに超楽しそう!いつか私もみほさんとご一緒したいです。
皆について行けるか分かりませんが。。。

パリのわっか

壮大なボ-ヌ3部作、楽しませていただきました。
”キティ-ちゃんはいつも前向き。体がどっち向いててもね~。”
そんなキティ-ちゃんにそっくりですよ監督。
守護神S氏+J姫にもこの場をお借りしてお礼させていただいても良いですか~。

行ってみたいなぁ。

ワイン祭り&旅行記、楽しませていただきました。
ワイン祭りの話を聞くたびに、行ってみたいなぁ、という思いはあっても
状況的に難しく、これまで経験したことはありませんでした。
しかし、こうして中の様子や、ワイン祭りというものをしっかりと
拝見させていただき、以前よりもリアルに行ってみたいと思いました。
ワインの神様、私にも会えるかな?

いつかきっと。。。

ピノちゃんおはよーv-481

ピノちゃんと一緒にずーっとブルゴーニュv-272にいた気分ですv-516
素敵なレポートv-295をありがとうございましたv-411

本当にいつか行きたいです、もちろんピノちゃんと一緒v-434に、
思い続ければいつか叶う夢v-352の中に早速加えますv-433

ロマネコンティはボーヌv-498でも凄いお値段v-61ですねv-12
それでも日本v-496よりはずーっとお安いです
って、言ってももちろん私の手は届きませんですが。。。v-16v-356

No title

う”~~ん 参ったぁ♡
ワインの神様、ワタシをブルゴーニュ祭りに連れて行って☆
何度も繰り返し読んで・見て・楽しめる記事でした^^
ポーチドエッグの赤ワイン煮?? へぇ~食べてみたい^^
64年は当たり年なのネ!!飲んで食べて笑って楽しい旅、羨ましい~ぞぉ!行きたい~ぞぉ!
ただ・・・間違いなくツブレル!! 記憶喪失になる!!
ウコンの力だけじゃ足らないなっ(笑)
その壱で、、、タートヴァン。 へぇ~そうなの。。!? あの、試飲用の銀のお皿の事!
ワタシにとってのタートヴァンは伊勢佐木町のお店ですが、何年か前に行ったね♪


ピノちゃんの言葉を信じてユメみます!

早いっ!もう“その参”そして、旅日記も終了!
手際がいいです・・・見習いたい・・・・・v-436

素晴らしい旅の様子、とってもとっても楽しませていただきました!
ワインの神様に選ばれしピノちゃんe-354が案内して下さっているのですもの、
当然ですよねv-426
これが現実の出来事となる日を、ええ、目指しますっ!
ワインの神様に逃げ出されないようにしなくちゃe-277e-330

必ず。

☆k-coさま

ボーヌはいつもは週末でも静かな街だけど、お祭りは特別ですね。
ボルドーほど街が大きくないので、それでも歩いて回れる範囲内なので
酔っても安心です。

去年2008年の時には1958年が飲めました。だいたい、4~50年前の古酒が目玉として登場して、みんなを興奮させてくれます。

古酒には格別の風味と深い深い味わいがあって、すべてのこの世の小さな「うさ」を静かな1滴で、飲みこめる。そんな気持ちになれます。

「うれうれ熟女」には笑いましたが、いやー、64年のワインはリアルな私より、はるかに落ち着きと優しさがありました。

k-coさんの生まれ年、間違いなく美人ですよ!ぜひ一緒に飲もう!

長持ちキティちゃん。

☆I代さま

「壮大」でしたか?1泊2日とは思えないほど、濃厚な時間でしたね。

私より寝付きが早い人、久々に見ました。
朝、湯上りに窓辺でぼーっとしてる私に、
「そうしてると、風邪ひいちゃうよ~」って優しく言ってくれたとき、I代さんってつくづくあったかくていい人だなーって感動しました。

また一緒に旅行に行きたいです。

いただいたキティちゃん、食べるのがもったいないよってチェックしたら
賞味期限が2011年5月28日って書かれています。
1年半も持つんですね、びっくり。とうぶん飾って楽しみます♪

状況打破して。

☆Y子ちゃん

このお祭りは、試飲場は確かにお子様には退屈かもしれないのですが、
外で、通りでイベントがたくさんあるし、出店もパレードも遊び場もいろいろでとっても楽しいのです。

うち息子が小さい時は、数家族でどーんと行って、交代で子供係を決めて
みんなで3時間ずつ「オトナ時間」を設けてました。
フランスにおられる間に、一度は必ず経験することをおすすめしたいので、
今度作戦会議でもいたしましょう。

一緒に酔えたら楽しいよ♪感激屋のY子ちゃんなら、生まれ年を飲んで
泣けるんじゃないかな。7~80年代は頻繁に登場しますよ。


数年越しには。

☆小鞠ちゃん

関西とパリで、いつかお会いできたらと思い続けて数年。
この夏にお会いできたように、きっとボーヌにも行けるのだと思います。

ずいぶんと長い間、通いつめておりますが、行くたびに「今回が最高」と
思ってしまうほど、毎年印象がどんどん強くなります。

同じ瓶に封じ込められた雫を、みんなで分け合って時を超えていただく。

こんなに良いこと、ないですよね。



リポビタン。

☆diadianちゃん

ブルゴーニュ、好きだって言ってたよねー!
一緒に行きたいねー、連れてくよー、修学旅行みたいに行こうよ。

ウコンは無かったから、リポビタンを朝から飲んで行ったのよ。
おかげで途中までは絶好調で、このままシラフで最後まで?と思ったりしたけど、急にガクっと酔いますね。
ディナーの時、チーズを食べたんだけど何を食べてるのかよくわからないほど。メインだって記憶ゼロ。

タートヴァン、昔、一緒に行ったよね。この前、久々に行ったんだよ。
変わってなかったよ。おつまみも美味しいし、持ち込み可だし、いいレストランだね。遅くまでやってるしねー。





いきおいで。

☆かづちゃん

旅日記も食べ歩き日記も、舌の記憶が鮮明なうちに書きあげないといろんなことを忘れてしまいそうだったのでなるべく早く書きました。

「ワインの神様に選ばれし」、ですかー♪それ、いいですねー。
選ばれてないけど、勝手にワインの神様の登板も仕切ろうとしているワタクシ。

かづちゃんと飲んだ夏の元町、あの数時間もワインの天使がテーブルの上でたくさん笑っていたと思います。

旅にたいするフットワークの軽いかづちゃんですもの、ブルゴーニュは遠くないですよ。お待ちしてます!



No title

分かりました。ぜひ行かせてください!!





キティちゃんは、ほんと有名人なのだなぁ~。

わかりましたね

☆せいじさん

一気に記事にしたら、読者の皆様が悪酔いすると思って3分割にしました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

パリ市内ももちろん、シャンパーニュ地方やボルドー地方も面白い場所なのですが、フランスで1か所、私が骨をうずめたい場所がここなのです。

キティ人気は世界規模ですね。
息子の高校でも、キティちゃんを女子にあげると人気者になれる、と言われており、「100円ショップでキティちゃんのもの、買ってきて」といつも頼まれています。そこまでしてモテたいのか・・・。








最高♪

素敵な旅行記&ワインのレポートありがとうございました!
まるで一緒に飲み歩いたかのような錯覚にとらわれました
下戸の私では皆さんのペースにはついて行けず、
マルシェ・オ・ヴァンで脱落だと思われます(爆)

本物のロマネ・コンティがあるなんて凄い!
値段がついていましたが、その場で購入可能なのでしょうか?
これマニアには堪らないでしょうね~~~
この記事みていたら、ますます「栄光の三日間」を体験したくなりました
来年こそは行けるかな???

ピノノワールさんに触発されて、ワインの記事をアップしました
こちらのブログのリンクを頂きました!
これからもよろしくお願いいたします

楽しさが伝わってきた!

ピノちゃん こんばんは!
ピノちゃんに色々と教えていただいて、充実感120%となった今年のブルゴーニュ旅行を思い出しておりました。ここも行ったわ~。Marche aux vinsも行ったよ~~。
エスカルゴも食べました!(笑)
でもお祭りのときにいくともっともっと楽しそうだね。

それにしても、気のおけないメンバーで旅をすると何10倍にも何100倍にも楽しさが増すね。こちらにまで笑い声が聞こえてきそうな楽しい記事。楽しませていただきました♪

進化し続けてますねー

☆マダムKさま

ブログ拝見しました。マダム、ほんと、よく書きましたね。
感心してうなりながら、読みましたよ。

フランス時代も賢い人だったけど、ウイーンに行かれてまたさらに
「的を絞った」感じがしますね。

ロマネコンティは買えます。ボーヌ市内には買えるお店がたくさんあります。とにかく、生産地であること、動かしていない、という意味ではベストのコンディションと言えるでしょう。

来年は一緒に飲み歩けるでしょうか?

またワイン記事、どんどん書いてくださいね、楽しみです。

次回はお祭りに。

☆mikaちゃん

はい、mikaちゃんがいらして、お土産にくださったワインもこの夏に中禅寺湖でいただいたし、ブルゴーニュLOVERの聖地、ボーヌは何十回行っても楽しめる場所です。

mikaちゃんも晩酌を始めるぐらいワイン道を飛ばしてるみたいなので、次は祭りの時期にぜひ行ってください。

古酒を飲むと、自分をもっともっと再生できますよ。

来年はきっと!!

ミホさん、こんにちは♪

何度もワイン祭りの記事読み返しています。
古いワインの魅力にいつかフランスで出会いたいと思っている私にとっては、
ワクワクしっぱなしの記事でした!

来年は、参加させていただこう!!そう心に決めました。
1年あれば下準備は出来ると思いますしね(笑)

子連れですが何とかなりますよ、ね!?

すべては、ここから。

☆noriさま

何度も読んでくださってありがとうございます。
古いワインの魅力、魔力。私はここ、ブルゴーニュでそれを知って、
それからワインにとりつかれていきました。

言葉にならない、心が、カラダが震えてしまうほどの味わいを
ぜひこのお祭りで体感してください。

お子様連れでも、外で楽しめる場所はたくさんあり、カーブの中は
退屈かもしれませんので、数家族で行って分担して子供さんのお世話をし合うという計画を立てると飽きないで過ごせます。

パレードも出店も、街全体が「ワインを通して大人も子供も遊んでいる」おもしろさがあります。

古いワインは、過去を今に伝える貴重な一滴。

ワインをもっともっと好きになるために、必ずこのお祭りに行ってください♪

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最高です。

☆鍵コメ aさま

お酒にとことん強いaさんには、うってつけの旅行だと思います。
お子様方が大きくなったら、ぜひご一緒にどうぞ。
Rくんも強くなりそうですよね。

12月の件、了解しました。よろしくお願いします。


No title

すごいわ~!!
ワイン祭りの様子に圧倒されました
ブルゴーニュの楽しみ方がギュッとつまっていて最高ですね
ワイン祭りの時に行ったことがないので羨ましい限りです
次から次へと登場するすばらしいワインの数々・・・思わずゴックン
ワインの神様 みほ監督
いつか私もワイン祭りに連れていってください!

はーい!

☆ROOちゃん

お祭りのときはあの街は特別な活気&熱気に包まれます。
それでも田舎だから、商業色は強くならなくて、ほのぼの。

静かな週末のBEAUNEも好きだけど、このお祭り、ぜひ行きましょう。
ホテルの予約は5月ごろから取らないと市内は困難。
ROOちゃんなら、ひとっとび、来れる、来れる。
K子ちゃんも行きたいと言っていたので、ちょうちょ@祭りも可能。
お待ちしてます。


プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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