白の竜宮城

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横浜・関内は大人の遊びが似合う場所。

カウンター10席のみの、静かな和・フレンチの融合空間へ出かけました。

「ぶらん」

フランス語で「白」を意味するように、澄んだ佇まい。



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黒の空間に、白い桜が光を放って咲いていました。


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メニューは「菜食健美」と「美味礼賛」の2コース。

ゆったりいろいろいただきたいので、後者を選びました。


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和食器に美しく盛り付けられ、1品ずつ渾身の前菜に合わせて、よく冷えたクレマン・ド・ロワールを。



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ワインリストは、ボトルもグラス思わず目を見張る充実ぶり。

国産甲州ワインも素晴らしいものがたくさん揃っています。

「リストにないものもお出しできますので、ご相談ください」

グラスを丹念に磨きあげながら、シェフがにこやかに笑ってくださいます。


甲州種を3種類すべて試させていただきました。


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白レバーのみりんパテ。 自家製いちじくパンとの相性が抜群。

だめです、ワインが止まらなくなります・・・・・



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アルザス・コルマールの近くのリケヴィール村の伝統ある作り手ドップのワインも2種。

リースリングとゲヴルツトラミネール。もちろんどちらもいただきます。

新しいボトルを抜栓して丁寧にサーブして下さるシェフの物腰にうっとり。



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ホタルイカ墨のパスタは、スパゲッティーノと呼ばれる細麺使用。

絶品で、一口ずつ唸ってしまいます。


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テヌータ・サンアントニオのソアーヴェをいただきます。

やはりイカ墨にはソアーヴェ。イタリアワインの迫力が、ねっとり感をさらに楽しく。


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国産ワインの中でも、この蒼龍ワインのシャルドネはわずか900本の限定生産。

凝縮感は、諸外国のシャルドネ以上。



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さっぱりサラダには、塩こんぶが入っています。

シェフは鎌倉のご出身で、フランス経験もおありです。

「他にないもの、自分だけの味」を常に目指して、関内を人生の勝負の場に選んだそうで
去年の6月に開店。


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ブルゴーニュのお話も弾み、酔いが回り始めたところでピュリニー・モンラッシェを。



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お魚の焼き加減、もちろん理想的。

オレンジの皮をダイスに細かくカットすることで、おろしがねでおろすのと全く違う食感に。



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パンも和食器に乗せると違う風合い。



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シェフが過去に飲まれた記念すべきワインの空ボトルたちを並べて見せてくださいました。


カウンター越しに親しみを込めながらも非常に美しい敬語でのお話。

「会話」というご馳走も滑らかな酔いを一層誘います。


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鴨のローストも口の中で溶けていくかのよう。


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ぴかぴかの白米に、生姜の佃煮。おみそ汁もだしがふわーっと香ります。


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プリンのスプーンを持つ頃には、すっかり夢の世界。




横浜には好きなお店がたくさんあり、どこにお邪魔しても気持ち良く過ごすことができます。



思いがけず、こちらのお店にお連れいただき、食通Sさんに心から感謝します。
今夜もご馳走さまでした。




ワインと料理。 器とサービスのタイミング。

そしてシェフの目配り、気配り、心配り。



ご一緒する方との貴重なひとときを最高に盛り上げる「さじかげん」。





玉手箱をあけて煙と共に加齢することもなく、またこの竜宮城に何度でも舞い戻りたい。


生きる意欲再燃の美しい時間でした。














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言葉が出ません。。。

ピノちゃんこんばんはv-483

次から次へと素敵v-352なお店の登場で、
私の語彙ではもう何も語れませ~んv-399v-356

でも、ここ↑は迫力v-91が違う感じで、
パソコンの画面v-216からも何かオーラーv-41が漂って来る様な気がします。

なんだかうっとりv-398しちゃった。

関内。

ここの所、関内はものすごく激変してますね!
こじんまりした素敵なお店が凄く増えました。「ぶらん」は行った事がないので、ぜひ行ってみますね!
和フレンチは、最高に贅沢な気分にさせてくれますよね~。
今はランチの2時間でしか楽しめないけど、ビノミホさんのブログで堪能させてもらってます!
料理だけじゃなく、器やワイン、サービスのタイミングは本当に大きいですね。特にサービスのタイミング!会話が盛り上がっているのにお料理の説明されても、、って言う時ありますから。

「鳥しげ」すごく懐かしいです~!
昔、よく会社帰りに寄ってました*^^* 

美味しそう!!!

またまた素晴らしいレポートを有難うございます。写真、見ているだけで食べているような気になるほど、美味しそうです。カメラ、特別なものを使ってらっしゃるのでしょうか。ワインのご説明、読んでいるだけで、香りが、味わいが伝わってきました。美しい敬語・・・、滑らかに話される方を聞いていると、その美しさに日本人でよかったな、と思います。あぁ、道は遠し。カールフールで買った6ユーロワインが、ミホさんのブログのお陰でとても美味しく感じられます。ありがとうございました!

赤の次は白。

続々と素敵なレストランが出てきますね。うらやましい限りですぅ。

海外にいるとこういう懐石風に出てくるフレンチとかイタリアンとか憧れる。
日本人ってやっぱり繊細ですよね。
最初の前菜だけでノックアウトされそう。ワインの品ぞろえもすごいし~

昨日、日本のDVDでセレブデトマトのトマトジュースが出てきました。
トマトジュース苦手な私でも飲めそうな感じ。でもお高いっすねー(@_@;)

大人の遊びが似合う場所

ピノさんのイメージピッタリですね!

才色兼備のピノさんが、カウンターでワインを片手に
美味しいお料理を食べる姿が目に浮かびます。
カッコイイーーー

お料理やワイン、
ただ飲んで食べるだけの私と違って
一つの作品として、頂く姿は
やはりおもてなしのプロですね。

竜宮城

なんとも大人の素敵な時間ですねぇ。
私も、いつかこの竜宮城に行ってみたい!と真剣に思いました。
ピノさんが絶賛されるのだから、間違いない。
それぞれの器もお料理も、洗練されているだけでなく
どこか親しみを持てるような雰囲気で、これにワインが加わったら
もう、それだけで私は夢の中です。
いろいろな美味しいものや美味しいお店をご存じのピノさんのリストに
また新たなスポットが加わったのですね。
美味しさを感じた心が、きっとピノさんのCEPAGEに繋がっていくのでしょうね。
しかし、こんなに美味しいものばかり食べていらっしゃるのに
一向に太ることなく、いつもスタイル良くて、綺麗なのはなぜ?????
秘訣があったら、ぜひとも教えてください!!!マジです。

スペシャル。

☆小鞠ちゃん

楽しんでいただけているようで、嬉しいです。

こちらのお店は、雰囲気はとっても落ち着いていて静かな空間ですが、シェフのソフトな接客がすぐに緊張をほぐしてくださいます。

この日は遅い予約でしたので、最後にお店を出ましたがシェフは扉の外へ出て、道でもずっと見送ってくださいました。

横浜の名店として、これからもここは人気がどんどん高まると思います。

横浜のオトナ。

☆グラナーダさん

「鳥しげ」にお勤め帰りに寄られていたとは、渋いですね。
関内にもお詳しいご様子。
今回このお店に伺えたこと、大満足でした。グラナーダさんもとても気にいられるはずです。ぜひ行ってくださいね。

お料理やワインの説明、大歓迎でしていただくのですが、グラナーダさんのおっしゃるとおり、そのタイミングって大切ですね。縄跳びのようにいいリズムで、今回は満喫でした。

「話をしていただく」こと、お料理以外の魅力のファンになることもシェフへの尊敬の念を膨らませるひとつです。

カメラは。

☆LazyElephantさま

こちらこそ、ありがとうございます。パリも寒いようですね。
カメラは去年の10月に買い換えましたが、うすくて小さくてシンプルな
サイバーショットです。取り扱い説明書を読むのが苦手なので、まだ使いこなせておらず、いつでも「おまかせモード」です。
PCに取り込むのも、画像を縮小ことは出来るようになりましたが、
色を明るくしたりトリミング?したり、まったくまだ出来ません・・・
撮ったままを載せている状態でお恥ずかしい限りです。

来週パリへ帰ります。夏時間になってぐっと陽が長くなっているかな、と楽しみです。

特別。

☆toutouちゃん

ロスにもビバリーヒルズやサンタモニカに素敵なレストラン、たくさんあるよね。日本の地元、歩いていける範囲にこういうお店があることを
この2,3年で知って毎回、なじみのお店に行くのと同じぐらい新規開拓も楽しみです。

お食事が美味しいお店はたくさんあっても、ワインが、しかもブルゴーニュが、そして白ワインがこんなに充実してることは驚きでした。

↓セレブデトマトのトマトジュースは、きっと苦手な人でも楽しめるはず。だって普通のトマトジュースとは違う液体なの。糖度や色もさまざま。いつかぜひ試してみてね。
でもtoutouちゃんと横浜で遊ぶなら、やっぱりワインを注文すると思う・・・

ありがとう。

☆こぶたちゃん

いつも嬉しくなるようなお言葉ありがとうございます。

あのカウンターが似合う人になりたいと思います。

ランチは無いけど、暗くなった街に、ぽっかり静かに浮かぶ間口。
いつか一緒に行きたいね。そのときは、もっと飲めそうだわ。

「ひとつの作品としていただく」。そのとおり、見事という言葉がピタリと来る流れでした。 一気に見て余韻が何日も続く映画みたいに。

増量記録更新中

☆Y子ちゃん

この竜宮城にY子ちゃんがいつか行く時には私がエスコートしますよ。大人の時間とワインを楽しみに、ぜひ出かけましょうね。

食べて飲んでの繰り返しで、パリへ戻っても痩せることも無く、また日本へ舞い戻り。。。そして増量です! 今も人生一番の重量級のカラダをますますガッチリさせてしまっております。
今度こそ、夏に向かって思いきった減量を心に誓いました。もちろんパリへ戻ってからで・・・♪
プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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