心に咲く桜を探して

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今回も仕事を全て終えた後で、東北で療養する母の元へ行ってきました。

早朝の東京駅で見つけたポスター。






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7時前の新幹線はやて・こまちに乗り仙台を目指します。

いつもならビールロング缶2つ下さいという私も、さすがに朝はお茶。 

横浜名物シュウマイ弁当は、東京駅でも買えます。
ちょっと堅めのごはん、シューマイ5個、タケノコとマグロの煮物・・・
最後はアンズをかじって終了。

私にとって駅弁はいつもこの味。


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仙台でローカル線・仙石線に乗り換えて、松島、塩釜を眺め終点石巻へ。

あいにくの雨の中、叔母や従姉妹の子供たちが車で迎えに来てくれていました。


母が病に倒れた頃、従姉妹のおなかの中にいた子がこの春、小学校に上がります。



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母は冬から変わっていませんでした。

認知症は確実に進み、私のことをこの日は「ひとみちゃん?」と言っていました。

「だれよ、ひとみちゃんって~」と笑い飛ばせるようになった自分にも驚きです。

数時間の滞在、ぽつぽつと会話にならない会話を交わし、最後に握手。


母の手は、昔と変わらず滑らかで、しっとりして、優しい。

「また来るね、次は夏ね」



静かな握手をいつまでも繰り返したい。

もう歩けない母の桜色の上履きを見て、再会を祈りました。



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東北の桜は、4月の後半が見ごろでも、東京・横浜の桜はもう満開。

元気に最後の食べ収めに走ります。

こちらは、多摩川の桜。


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丈夫な胃を持たせて産んでくれた母に感謝しつつ、食べる食べる、こちらは新鮮なレバー。



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あぶりシメサバ。その場でバーナーでパフォーマンス付きでした。


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地元山手のトンネルを超えたところにある台湾料理の名店、長白山。
2年ぶりに行ってきました。

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台湾腸詰。香り高いお肉でビールがノンストップに。


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ハチノスのネギ生姜炒め。刺激的な辛さで箸が動き続けます。


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サトウキビのくんせい豚肉とニンニクの葉炒め。

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このお店のコレは必須、海鮮あんかけチャーハンは絶品を通り越しています。


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こちらは、帰国前日に行った創業80年を超える地元の釜めしの名店「お可免」。

ホタルイカの酢味噌。


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この季節ならでは。桜エビの釜めし。 今年は3月31日から。
木の蓋を開けたときから、ふわーっと海老の香りが。



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見おさめ、名残惜しいけれど・・・

大岡川の夜桜。


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三吉橋小嶋屋さんの 桜きりのおそば。 






撮った写真、取った栄養は数知れず。


元気にパリに戻り、真夜中に起きて始動してます。


来週月曜日からは「春爛漫・ロワールワイン」のレッスンも始まります。




パリの重たい八重咲きの桜。 ひらひら、はらはら、儚い日本の桜。


どんな桜も、これからも幸せな気持ちで見られますように。








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温かい握手

お母さまと静かな握手ができたのですね。
ピノちゃんの手の温もりは、きっと夏までず~っとお母さまの心を温め続けますね。
目が回るような時間の中で、お時間を作られたことを知り、安心しました。
丈夫なお腹をもらえたことに感謝、は私も全く同じです。

今回はお目にかかれず、本当にごめんなさい。
『あんな状況』でも胃痙攣を起こさなかった自分に素直に感謝しました。

嵐が治まり、ふと気付いたら桜が空を狭めていました。
季節の美しさに救われますね。

またお会いする日まで、お互い頑張っていきましょうね。

母への思い。

母に先日ステッキを贈った所でした。。
足腰も丈夫だった母ですが、やはり老いは確実にきているようです。。
お母様のご病状、とても切なくご心配の事と思います。色んな思いをもって日本に帰られたのですね。

それにしても、「長白山」もの凄く美味しそう~
山手トンネルの先辺りですね^^今度探して行ってみようかしら!

またパリからのブログ、楽しみにしています!
良いフライトを!

No title

小島屋の変わり蕎麦は“桜”でしたか・・・・先日の休みに食べに行けばよかった。
ピノミホさんに会えたかもしれないですね。(笑
蕎麦入りの味噌焼きは絶品ですよね!(安いし・・・
店主とは昔よく飲みました。
アポロといいピノミホさんとは何処かですれ違っていそうですね。

私の母は晴れたり曇ったりです。
先日は私の前では無いのですが、「子供は産んだこと無いです。」と言ったらしい。
ちょいとショックでした。

受け入れなくてはいけないのでしょうね。

お母様。。。

ピノちゃんこんばんはv-483

短めの滞在、超過密スケジュールの中
ちゃんとお母様にお会いになれて良かったです。
お母様の上履きの写真が切ないですが、
ちゃんと手を握れて触れ合える時間が何よりだと思います。

今夜も美味しそうな物のオンパレードv-432
台湾料理って、私まだ未体験です、
>絶品を通り越しています
ピノちゃんがそう言うお味、体験したぁーいv-411

あっ、私も先週お花見v-252の時に桜のお蕎麦頂きましたv-441
来週からのパリの「CEPAGE」のお話、楽しみにお待ちしてまーすv-422

No title

この記事読んだら、シュウマイ弁当が食べたくなって、今日の昼思わず食べました。
久々食べると、本当に旨いすね。
あぶりシメサバいいすねー。
一杯やりながら、食べたいす。

長白山

長白山は山手のトンネル出てすぐの所ですよね?マイカルのジムに行ってた頃はいつも店前を通ってたのですが、こんなにおいしそうな店だったのですね。 今度行ってみます。

小嶋屋の蕎麦は絶品ですよね。

季節がめぐること。

☆mother-of-pearlさん

大変な時に、細かいお心配りをありがとうございました。

春を迎えれば次は夏。
桜のあとは、ひまわりまで頑張り続けます。

経験は人を強くすると言いますが、越えねばならぬ峠がきつくて
つい息切れしそうな時もあります。
それでも、母が生んで育ててくれたこの体があればどうにかこうにか、やっていけるのだと思っています。

夏にはmother-of-pearlさんにまたゆっくりお会いしたいです。

親孝行

☆グラナーダさん

ステッキ、きっとおしゃれなものを選ばれて、お母様もお喜びのことでしょう。
親が元気なうちに、もっともっと一緒に歩けばよかった、もっと話せばよかった、と今になって思ってももう後戻りができなくて。
母が元気だった頃の夢を最近よく見ます。母に叱られる夢も。
弱く小さくなってしまった親に、これから何ができるのか。

今までの数年間は、ただ見舞いに帰っていたので自分自身も生気を吸い取られるような思いもありました。
去年から日本でCEPAGEを始めたことで、違う意気込みを込めて帰国できるのが嬉しいです。

長白山、ぜひ行ってみてください。お店のホワイトボードにかかれたおすすめ料理、どれも最高です。

変わり蕎麦

☆いその爺さま

小嶋屋さん、美味しいですよね。揚げたおそばが入っているトマトサラダも大好きです。
味噌焼きは、おしゃもじにつけて焼いたお味噌ですか?
日本酒と一緒にいただいたことがあります。

本当に、いその爺さんとは、あのあたりで間違いなくすれ違っている気がします。

親の老いを受け入れて尊敬と感謝の念を持ち続けるために、葛藤することが多いです。どんどん無垢になっていくような親を優しく見つめるには自分に余裕が必要ですね。まだまだ難しいです。

台湾料理

☆小鞠ちゃん

母のこと、いつも優しいお言葉ありがとうございます。
冬に神戸から飛んだときと見た感じは変わっていませんでしたが、痴呆の進行は避けようもありませんでした。

台湾料理は辛い物もそうでないものもいろいろで、味に非常に奥行きがあり、絶妙な塩加減です。
中華の楽しみがこの名店に隠されているようで、私ももっともっと通ってみたいと思っています。

シュウマイ弁当

☆てきとー日記主人さま

シュウマイ弁当は少しずつ変化があるけど、変わらない何かがあるので帰国の度に1,2回は必ずいただくようにしています。

崎陽軒の工場見学ができるという話を聞いたことがありまして、ビール工場見学と同じぐらい、今、横浜で行ってみたい場所です。

陶器でできた醤油さし、集めておけばよかった。。。

あぶりシメサバは脂がのっていればバーナーで焼くことでさらに極上になります。日本酒にも合いそうですね。

山手トンネル

☆よしこさま

そうです、長白山は、トンネルを超えて、左側にあります。奇珍のななめ前ぐらいでしょうか。
店構えは普通ですが、台湾の名ホテルで働いていらしたシェフが、奥様と一緒に最高のお料理を気さくに提供してくださるお店です。

すべてが感動の味ですが、この海鮮あんかけチャーハンは、トロミの具合といい、中のチャーハンのお味といい、どこをとってもいただけることが奇跡のようにも思える一品。

ぜひ味わってみてください。

だいじょうぶ...daijoubu...

Pinomihoさん

お元気でしたか?
kaoです。
ずいぶんご無沙汰してしまいました。

4月から怒涛の毎日が続き、今日久しぶりに開きました。(ごめんなさい)
新しい職場の環境になかなかなじめず、そのほかに新しく始めた仕事(これはとっても楽しいのでいいのですが)は猫の手100本くらい借りたい気分の忙しさ
おまけに週二回、2コマのイタリア語まで始めて...
何を考えているのやら???

お母様
会えてよかったですね
名前を間違われたのね...。
私も生前父の病室に行くと
「隣の怖いおばさん」「親切な人」「みどりさん」(姉の名前)とちっとも私の名前を言ってくれなかった。
でもそのたびにその人に変身してパパと話していました。(笑)

帰りの電車の中、車の中はいつも自分で自分の頭を...よしよし...してあげて
「大丈夫...だいじょうぶ...daijoubu...」
言い聞かせていました。

だからね根拠なんて無いけど
ピノミホさんも「大丈夫...だいじょうぶ...daijoubu...」だよ

先週父の一周忌を終え、なんとなく父のことを胸の中にしまいこめている自分に気が付きました

PARIは春らしくなったのかしら?

東京は寒いです。トホホ

kao

猫の手。

☆KAOさん

わー、KAOさん、お忙しそうですね。でもとっても頑張ってる様子が
文章から伝わってきます。
猫の手100本ですかー、私の手も届くなら貸しますよ、
マジックハンドみたいに伸びればいいのに♪

そしてイタリア語ですって?頑張りますねー。
モノにしちゃって下さい。イタリアに遊びに行く時は必ずパリ経由にしてくださいね、私、待ち構えてますからね!

見舞いの後の電車の中って、なんであんなに涙が出るんでしょうね。東北のローカル線って、空いてるんです。1時間半ぐらい、ずっと泣いてると仙台に到着。新幹線の中で気持ちを切り替えて、
横浜に戻ったら食欲出して、気持ちを切り替えて、友達とすぐに会うようにしています。

KAOさんが、「大丈夫」って言ってくださるから、大丈夫なんでしょうね。これからもずっと言ってください。お願いします。

お父様、1年ですか。亡くなった人は年を取らないで、亡くなった時のままの笑顔ですね。
天国からいつでもKAOさんを応援なさってますよ。

パリは、とても春らしい陽気です。週末も晴れるといいな、久々の10キロレースなので、ちょっとだけ頑張ってきます!
プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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