旬を学ぶカウンター

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仕事の後、昼間の熱気を少しだけ冷まして夜の静寂へ出かけます。


海に囲まれた国であることをあらためて実感できる場所へ。




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入り口の扉を開ける時から、今日、出会える「お魚」への期待が高まります。



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平日は予約でいっぱい。土日のほうが取りやすい大人気店。


若いご主人、優しいおかみさんの人懐こい「いらっしゃいませ」の声。




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ひまわり柄の和紙のマット。吉野杉の持ちやすい御箸。

ひとりずつ違う古典的な着物柄の布ナフキン。



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夏バテを吹き飛ばすように、Sさんと乾杯!


「今日の仕事はどうでした?」

「おかげさまで、にぎやかでした。」


Sさんは私の仕事のヒントになるアイデアを多く下さる先輩。

先へ先へと企画を思いつくように、秋は~、冬は~、と。



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くろつぶ貝とタコのつきだし。 


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お刺身は、インドマグロ、まこがれい、しまあじ、赤貝、イカ。

小さな一切れの中を口に運ぶたびに、「生あるもの」を体内に取り込む意味を考えます。



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日本酒は 澤屋 まつもと。



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たちうおの塩焼き。

粗削りの大根おろしと、たちうおの柔らかい白さが混然一体となり胃の中に落ちていきます。




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赤い塗りの器の中には・・・



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鱧とアスパラの酢味噌が鎮座。


今までの人生でいただいた鱧はいつも少しだけ小骨を感じていました。

今日の鱧はアスパラの歯ごたえと共に鱧の印象をガラリと変えてくれました。


感無量で「美味しいです」としか呟けない私。大将は終始にっこり。




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ここから少しずつ握りでいただきます。

新子・・・小肌の小さいもので仕込みの大変さは想像を超えます。


一口でパクリといただくのが申し訳なく思えます。



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続いて新イカの握りもいただいて、そのあとは白身。


こち。

どんな形状のお魚でしたかしら?と大将に伺いながら。



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生まれて初めていただきました。

生のししゃもの握り。 



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アナゴはもちろんふっくら。



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ばふんウニは遠い遠い海の潮の香り。




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最後はトロの握りと卵。 伊達巻の甘みが今までの醤油の口から糖分バランスを呼び戻します。





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外へ出るとそこには県立歴史博物館。



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みなとみらいの観覧車が真横から見えるロケーション。

食べることに集中したあとで、現世に戻る夏の夜風を浴び。









カウンターの向こうの職人気質をそのまま乗せてひょいと出されるお寿司。

本を読むより、図鑑を眺めるより、水族館に行くよりずっとずっと・・・

魚を学び、旬を愛でる麗しの時間。







今宵も生きた勉強をたくさんさせていただき、ありがとうございました。







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暑さも飛んで行きます(o^o^o)

ピノちゃんこんばんはv-483

なーーーんて美味しそうなんでしょうv-339
旬と言うだけでご馳走ですが、お店の方の心意気もご馳走v-432

ピノちゃんにご一緒をお願いしたいお店、もう書きv-295きれませ~んv-393v-356
それにこのお店「澤屋まつもと」を置いてらっしゃるんですねv-354
絶対メモメモv-295そして頭の中にもしっかりメモメモv-363v-363

日本酒

☆小鞠ちゃん

澤屋まつもとや綿屋と言えば小鞠ちゃんですよね。

日本酒も焼酎ももっと勉強したい熱が高まっています。
ワイン基準になっている自分の舌から、少し脱皮したい。

日本酒は一口ずつ、ゆっくりカラダに染みいる熱さが美味しい。
小鞠ちゃん、あの大将の名店にもまたご一緒させてくださいね。

澤屋

京都にいるころ、よく「まつもと」飲んでました。





山陰ではいわゆる「コハダ」を食べる習慣がない(寿司屋でおいてるお店はまれです)ので、いつも本や写真でその美しい姿をみるたびに新子に憧れてます!おいしそう☆



昨日は妻がお祝いにマグロの中トロを買ってきてくれましたが、ビール飲んでる間に息子たちにすべて食べられちゃいましたとさ(笑)。

「まつもと」

☆せいじさん

「まつもと」、京都のお酒なんですね、いただいた時に、「良い名前だ」と
思いました。 もちろん米子に一瞬にして想いを馳せましたよ♪

山陰にはきっと「山陰ならでは」のお魚がたくさんありそう。
コハダ、新子はヒカリモノの中でも特に繊細だと感じています。
なんでもそうですが、シメ加減って重要ですね。「北」はその仕事が最高です。

せいじ家のBOYSはマグロ好きなんですね、ウチも同じく。
うちの救いは赤身を好むということ。トロは私のものです、死守します。

プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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