隣国のメリークリスマス 其の壱

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2010年12月23日午前5時のパリ北駅。


さまざまな人生を運ぶ列車が静かに出発を待っています。




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ドーバー海峡のトンネルでロンドンとパリを結ぶユーロスター。

欧州全域の寒波・大雪の影響で空港は閉鎖も多く、電車のダイヤも狂いがち。

私たちの乗る予定だった「午前6時43分発」の電車は、突然のキャンセルに。

慌てて並ぶこと1時間。ぎりぎりで次の電車への振り替え座席券を受け取ることができました。


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乗りこんでしまえば、わずか2時間15分。全席指定で快適にいざ、倫敦へ!



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セント・パンクラス駅から地下鉄に乗り換えて30分ほどでハロウ・オン・ザ・ヒルに到着。

イギリスとフランスの時差は1時間。

駅までダグラスさんが車でお迎えに来てくださって、5分ほどでスチュワード家へ。


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10か月ぶりの親友家族との再会。

すがすがしい香りの大きなもみの木と温かい笑顔が待っていてくれました。


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四半世紀前の社会人1年生だった頃からずっと優しい麻子が

「クリスマスの予定は? イギリス風のクリスマスを一緒に過ごそう!」と誘ってくれました。


英国でも日本でも大活躍の紅茶研究家の彼女がささっと用意してくれたアフタヌーンティーのスタンド。


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おうちのあちこちに可愛い雑貨があふれています。


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アンティークの大きな蓋が乗ったお皿が運ばれ、


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中には手作りのあたたかいスコーンが。


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晩御飯はイギリスを代表する料理、「フィッシュ&チップス」

衣にビールを使い、じゃがいもは2度揚げが基本なのだそうです。

モルトヴィネガーをかけていただくと、さくさくの食感に酸味が加わってさらに美味。

麻子のご主人ダグラスさん(ダグちゃん)が大活躍のキッチン。



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イギリスのチーズも珍しいものがいっぱい。ヴィンテージチェダーにひときわ感激。



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一夜明けたクリスマス・イヴ。 12月24日は午前中からロンドン市内へ。

テムズ川を臨む大観覧車ロンドン・アイ。


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25人乗りのゴンドラは、乗客が立ったままではるか遠景まで楽しめます。


ビッグベン

この日の観光にはスチュワード家次男ダニエル(ダンちゃん12歳)と、長女アリッサ(アリちゃん11歳)が
一緒につきあってくれました。


水族館前

ロンドン水族館へ。


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いつもは大混雑の人気スポットもこの日はガラガラ。


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どの魚を見ても、美味しそう!と思えてしまいます。



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子供たちは純粋に巨大な水槽を眺めて盛り上がり。


ざりがにの前で

おちゃめなオブジェもあちこちに。


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青白く光るくらげは神秘的。

いつも力んで生きている自分には、このゆとりが必要と感じます。



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ビッグベンや、


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ウエストミンスター寺院の外観を足早に見物し、


地下鉄の子供たち

地下鉄に乗って、

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ベイズウオーターにあるインド料理屋、カーンズへ。


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高い天井の広々とした店内。 昔、ロンドンステイの時は必ず立ち寄っていました。


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お昼のビュッフェ、食べ放題に子供たちはタンドーリ・チキンを大量に。


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ロンドンにもパリのヴェリブと同じような貸し自転車のシステムがあるようです。


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再び地下鉄で、ロンドンを代表するデパート「ハロッズ」へ。


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中は歩けないほどの混雑。クリスマスプレゼントを駆け込みで買い求める人が多いのでしょう。

建物の周りのウインドウを眺めているだけでも楽しい。



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夕方にはステュワード家に戻り、晩御飯はハムのロースト。

何キロもある大きな焼き立てハムを、その場でスライス。おかわりを何度もいただけます。

付け合わせはチェダーマッシュポテトとケール。

アップルソース、カンバーランドソース、マスタードなど好みで。


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ダグちゃんがハムに合わせて勧めてくださったのは、アルザスのピノグリ。


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長男クリストファー(クリス16歳)と次男ダンちゃんが通う名門校の名前をつけて
麻子が考案したデザート、「ハロウメス」。

メレンゲとフルーツの絡みが抜群。



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殻付きの木の実を割りながら、子供たちのおしゃべりが弾みます。






食事の後は暖炉の火が燃えるリビングで、全員7人でトランプを。

大家族のクリスマス・イヴ。




麻子が煎れてくれる紅茶に癒されながら、トナカイの鈴の音が聞こえそうな夜。








その弐に続く。
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欧州のクリスマス

素敵な週末を楽しんでいらしたのですね!!
天候の影響でダイヤが乱れた中で、無事に
ドーバー海峡を渡られたと伺い、さすが~!と
感心したところです。旅はハプニングを越えてこそ!

フランスのオルセー美術館やロンドンのパディントン駅。
(この二つしか知らないのですが・・・)
欧州の鉄道の駅は、どうしてこんなにも美しいのでしょう。
歴史と人々の暮らしを全て包み込んで、絶えることなく
生きている温かさを感じますね。美しい風景をありがとう。

そして、素晴らしいお友達ご家族とお過ごしになった
時間は、美味しいお料理だけではなく、心と身体の
すみずみまでしみわたったのでしょうね。
・・・紅茶の先生ですか。素敵ですね。なんだか、最近
再び、紅茶とかウィスキーとか(は?そこ??)に回帰
しつつあるので、次回は、紅茶のことも教えてくださいね。

どうぞ、“背の高いサンタさん”と良いお年をお迎えください!!

寒そうです。。。

ピノちゃんおはようございますv-481

パリv-498もロンドンv-501も本当に寒そう、
その寒波v-466が日本v-496にもやって来て、
クリスマスv-255も寒かったけど、
新年v-457はもっと寒そうですv-289

ロンドンv-501での素敵なクリスマスv-354のお話にほっこりさせて頂きましたv-391
そして私は今日が仕事納めなのでこれまた気分はほっこりですv-411
短いお休み(6日間)ですが、やる事は山ほどv-399
いかに効率良く時間を使うかが問題だぁv-29

No title

ロンドンも寒そうですね。
水族館にいた魚が、グルクン&アカククリの沖縄で見られる定番の魚達です。
ロンドンの水族館で見られるとは、少し意外です。

くらげ

ロンドンでのクリスマスもまた味があっていいですね♪ 
クリスマスに水族館も神秘的でロマンチックな雰囲気がありいいものです。
先日、シーパラに行った時も思いましたが、くらげの脱力感好きです。 見てて飽きないです。  あ~、くらげのように生きたい(笑)

2011年は、いい具合に力を抜いてお互いいい年にしましょう。

2010年のクリスマス

パリ北駅、照明が印象的です。これから旅に出る感じがしてとても素敵です。
手作りの暖かい食卓、ハムが美味しそうです!
大家族でのクリスマス・イヴは、最高に楽しそうですね~☆

趣のある駅

☆ mother-of-pearl さん

交通手段として飛行機を選んでいたら今回の旅はかなり困難だったと思いました。
ロンドンはパリ以上に寒く、雪ががちがちに残っておりました。

パリ市内にあるGARE DE LYON駅も目印の大時計や中にあるクラシックなレストランなど、きっと mother-of-pearl さんがお好きだと思われる場所です。いつかご案内したいです。

親友麻子は、日本でも時々講演をしています。私も来年は日本滞在が重なれば参加してみたいと思っています。ご一緒にいかがでしょう。

仕事納め

☆小鞠ちゃん

お仕事納め、お疲れ様でした。
お忙しい毎日はブログで拝見してます。感心するほどの食べっぷり、飲みっぷりで。

日本もそろそろ冬らしく寒くなってきたと聞いています。
それでもここよりは10度ぐらい高いでしょうね。
楽しい年末年始をお過ごしください。ブログがそこに追いつくのを楽しみにしています。



沖縄の魚

☆てきとー日記主人 さん

沖縄の定番のお魚でしたか。全然知らずに眺めていました。
「欧州1の規模を誇る」との水族館で、期待以上に楽しめました。

テムズ川の中を再現した水槽とか、ジャングルの水槽とか、巨大水槽の中を通れるガラスのトンネルとか、八景島にもあるような感じでしょうか。

何しろ、クリスマスイヴはイギリス人は実家へ帰っているので外国人観光客しかいなくて
ことのほかすいていたのが幸いでした。

ゆらゆらと。

☆よしこさん

水族館の落とした照明の中で、幻想的なくらげがひときわ綺麗でした。
海の中にはいろいろな生物が居るのね、とサンゴを見てそう思ったり。

ダイビングをなさるよしこさんなら、いろいろな魚たちに混じって西伊豆の海を泳いだ経験もおありでしょう。

今年は本当にいろいろ力が入る瞬間の多い1年でした。
おっしゃるとおり、お互いに来年はゆるやかにいい具合に生きたいですね。



大家族

☆likisukeさん

駅の照明、煌々としていないところが良いと思っています。
欧州全体がそうですが、日本よりもかなり暗い。
見にくいところもありますが、見えなくていいものを見ないで済むのです。

大家族は食卓が毎食にぎやかで飛び交う会話がにぎやかで最高でした。
私は自分も一人っ子、息子も一人っ子なので大家族に混ぜていただくのは貴重な経験です。

likisukeさん家もほのぼの、食卓が毎回笑いにあふれていそうですね。
年末年始の記事も期待してます!
プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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