ようこそを刺す手

DSC09247.jpg


刺繍作家として大活躍中の高橋亜紀ちゃんが、3年ぶりにパリへ。

生徒さんとご一緒にパリのアトリエを巡る旅を終え、プライベートの時間は「素」の彼女に戻ります。








DSC09221.jpg

久しぶりの再会を喜んで、カンパイ! 


DSC09220.jpg

亜紀ちゃんは2001年から2008年まで、パリ郊外の桜の名所SCEAUXに住んでいました。

当時もCEPAGEに熱心に通ってくださり、妹さんとご一緒に日本のCEPAGEにもご出席いただいていま
す。

DSC09226.jpg

亜紀ちゃんは「鴨の燻製のリゾット」


DSC09224_20110916144539.jpg

私は「クネルのグラタン」を前菜にいただきながら、


DSC09223.jpg

亜紀ちゃんはブルゴーニュのピノをグラスで、


DSC09222.jpg

私もブルゴーニュ・メルキュレのシャルドネをグラスでいただきます。

大きなグラスに通常の2倍ぐらい、なみなみとサービスしてくださるソムリエ氏に感謝。



DSC09228.jpg

「みほさん、これお見舞いね。キラキラ、好きでしょ?」

ご友人の刺繍作家さん作のブローチをいただきました。


DSC09242_20110916150245.jpg

うちから徒歩で10分のビストロ「Belisaire」、気さくなスタッフがゲストの心を和ませてくれます、

「日本の夏はどうでした?」「今日は息子は一緒じゃないの?」


DSC09234_20110916150245.jpg

フランスではやっぱりお肉を食べねば、と亜紀ちゃん巨大なステーキ。

華奢なカラダでも胃袋はタフ。


DSC09229_20110916150245.jpg

私の前にはバナナの皮が蒸しあがったエキゾチックな香りが漂い、


DSC09232.jpg

開くと湯気の中に整列したお魚たち。


DSC09237.jpg

亜紀ちゃんは2004年のサヴィニイ。


DSC09236_20110916150244.jpg

私は南のシャルドネを。


DSC09241_20110916151919.jpg

パリの夜に、こうして向き合っているとこの数年間が幻のように感じます。


亜紀ちゃんがフランスから本帰国になるとき、ふたりでロワールのサンセールの葡萄畑を見に行ったのを思い出し。

横穴式のカーブで試飲を繰り返し、シェーブルチーズもたくさん食べた事。

運河の横のテラスで、黙って風を浴びていた事。

また逢えるよねって抱き合って半べそをかいた事。



DSC09239_20110916151406.jpg

デザートは、フランボワーズのモワルー・オ・ショコラをふたりで分け合って。


DSC09244.jpg

包み込むような笑顔のソムリエ氏と亜紀ちゃん。


DSC09245_20110916151405.jpg

仕事を終えて私服に着替えたシェフもバーカウンターで飲んでいました。


DSC09248_20110916151404.jpg

真夜中のバス停で、「まだまだ頑張ろうよ」と言い合って手を振る同志を見送ります。

3時間の熱い語らい。



DSC09250.jpg


亜紀ちゃんがフランスを去る時に作ってくれた、「BIENVENUE」、ようこそ。



「刺繍はね、正しいとか間違っているとかじゃないんです。

 美しいか、そうでないか。 作品として、見る者に不安定感を与えない完成度が求められます。」





 
プロの心意気のこもった言葉は、心地よくカラダにまとえる絹のよう。


もの想ふ秋、自分の手を見直す時間。





スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

絶妙なタイトル

こんにちは~!夏の名残りが広がる日本です。

ピノミホさんのブログは、先ずタイトルから惹かれますね。
そして必ず最後の一行に、人生観がこめられていて・・・
そのまま出版してください、とお願いしたくなります。

素晴らしい交流が続き、日々心も目も豊かに膨らんで
いらっしゃる様子を、拝見しています。パリのお食事は
いつもとっても“セクシー”だと思ってしまいます。どこが
どう、とうまく言えませんが、なまめかしく、美味しそう・・。
お肉・・・・いいなあ~!あのボリュームですよね!!

今日も美味しく、美しく、そしてお元気でね~(^_^)/~

11月のCEPAGE

 雨のパリジェンヌのコスプレ本当に可愛かったです♪
グラスのきらきらブローチ・「BIENVENUE」の刺繍、Handmadeの素晴らしさを感じます。色々な分野の才能をお持ちの友人達とのWINEのあるテーブルを囲んだブログ益々充実された内容を楽しみに拝見しています。GWと8月のパリでは入れ違いでお会い出来ませんでしたが、11月末に今年3度目のパリにいくことになりました。この頃のCEPAGEのご予定がありましたうれしのですが…

ステーキでかっ!(笑
骨付きですね。Tボーン?
奥の骨の中身がとても気になります、
髄でしょうか?  美味しそうだぁ (^q^)

パリの写真はやはり日本と写りが違いますね。
なんとも大人の奥行を感じさせる色合いです。

夜の巴里

☆mother-of-pearl さん

いつも艶やかな文章を書いておられるmother-of-pearl さんにおほめいただき、光栄です。

ブログを書きながら、毎日の雑念を整理している感覚。忘れたくない毎日があることが有り難いです。

巴里の夜、確かに官能的ですね。照明の加減と、グラスに揺れるワインが大人の時間を強調しているように思えます。

今度こそお待ちしてます

☆ Melissaさん

ありがとうございます。なかなかお目にかかれませんでしたが、今度こそ、11月は Melissaさんとカンパイが叶いそうで大変楽しみです。

11月のCEPAGEは、テーマはブルゴーニュになる予定で、10月上旬にはスケジュールを出しますのでメールでご連絡させていただきます。

骨の髄まで

☆いその爺さん

ステーキ、肉食の国ですからこのボリューム感が自然です。

骨の髄まで見ていただきありがとうございます。美味しいですよね、あのねっとり感、たまりません。

秋が深まるとパリの夜も紅葉から茶褐色に移り変わり、シックになっていくのが楽しみです。

プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク