受け継ぐ心  ~仙台・石巻

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16世紀から17世紀にかけて、「独眼竜政宗」の異名を轟かせた伊達政宗公。

震災から1年半。

産業、経済、文化の再振興を青葉城址で見守っています。








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8月19日から21日まで、息子と二人で石巻へ。

20日は従姉妹の子供たちと一緒に仙台観光。

津波の被害でまだ全線完全復旧がままならない仙石線の代わりに、現在は仙台~石巻間は
ミヤコーバスで結ばれています。 所要時間は約1時間10分。

仙台市内は乗り降り自由のシティループバス、「るーぷる仙台」の1日乗車券を購入。



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15箇所の停留所をぐるり。

震災の影響で青葉山は運休区間、車両通行止めがあり、現在は迂回路を経由。


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最初に目指したのは「瑞鳳殿」。

広瀬川を渡って北上すると、樹齢300年を超えるものもある深い杉林に囲まれた霊屋に到着。


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みちのくの英雄、伊達政宗公と子孫が眠る見事な佇まい。

かつて昭和6年には国宝に指定されるも、戦災で焼失。戦後に再建されています。


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伊達家3藩主の遺骨や副葬品が展示される資料館を見学。

なかでも子供たちが真剣に見入っていたのは、発掘調査の様子を上映するビデオ。


みんなでボルト

緑の木々の間から、自然なエネルギーが差し込んで、みんなでボルト。


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ぎゅうぎゅう詰めの「るーぷる」で、仙台城本丸跡に向かいます。


パネル前 蓮太と希

観光地パネルはお約束。交互に殿様、お姫様になり。


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青葉城資料展示館で、400年以上前の仙台城の様子を再現するCGシアターを観賞。

中学1年生になった蓮太が熱心にメモを取っていました。


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お土産売り場もご当地モノでいっぱい。笹かまぼこのぬいぐるみ。


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友人へのお土産は、ある意味高価なメモ帳。


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お昼は牛タンがよかろうと並ぶも、待ち時間は1時間以上。

お蕎麦屋さんに変更し、私は天ぷらうどんをいただきました。

観光地とは思えない、丁寧なお出汁と天ぷらの揚がり具合に感激。



かきごおり

日本の夏はカキ氷。


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復興祈願の絵馬には、それぞれの想いがこめられて。


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青葉城の名のごとく、青空にそびえる雄雄しき松の木。


ゆめとのぞみ

夢(ゆめ)と希(のぞみ)も大きく優しく育っています。


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19日の夜、叔父叔母宅の近くの御寿司屋さんのお座敷を予約。


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現在でも女川や石巻沿岸部は御寿司屋さんの数が減少したままで、法事などの出前で大忙しとのこと。


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ホタテもマグロもウニもタイも。 三陸の魚はとっても甘い。


梅川さんで集合写真

大将やおかみさんもご一緒に、宴会は延々と続きます。


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到着日も、仙台に行った日も、最終日も、石巻の高台にある母の入院先へ。

母は顔色もよく、誰が誰だか記憶はなくなっていても時折笑顔も見せていた。

すべすべの手を握り、「おかあさん」と呼びかけたら「仕事はおもしろい?」と聞き返された。


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石巻市内の、水没した飲食店がひとつにまとまって大きな屋台村を形成していた。

石巻やきそばや、たこやき、おこのみやき、たいやき、かきごおりなど、まさに縁日状態。


みんなでプリクラ

仙台行きのバス乗り場へ向かう途中、叔母と従姉妹、子供たちと一緒にプリクラを撮る。


「ミホへ」「カズタへ」とそれぞれに、子供たちから手紙を受け取る。

昨年の夏、みんなを連れて行った東京ディズニーランドと横浜観光の思い出、今回の仙台へのミニ遠足の
お礼が可愛い文字で並んでいた。


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仙台からは新幹線で一路東京、そして横浜へ。



息子と並んで駅弁を食べながら、3日間の東北を振り返る。



日ごろ生意気で頑固で、私によく似ているわがまま放題な息子。

東北の風が、そこに住む粘り強い人々の情が、人格形成を助けてくれる。





朝晩は涼しくなっていた石巻。

セミの鳴き声を耳に残して、アスファルトの広がる横浜の残暑も楽しもう。








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復興へのパワー

 東北の復興へのパワーは、頼もしいです!パリにいるミホちゃんから伝えて頂いているのが
少し気が引けますが…。
ミホちゃんも、カズタくんも粘り強い東北の魂のDNAが受け継がれているのでしょうね、ここぞ!
と言うときに発揮されるカズタくんの力を期待出来そうです! 
それにしてもミホちゃんの食べ物のショットは美味しそうです。プリクラも可愛い!

No title

みほちゃんもカズタくんも、とってもいい笑顔。
お母様も、みほちゃんとカズタくんの笑顔に触れることができ、喜ばれたでしょうね。

親族の温かさは、時に張りつめた気持ちをホッと緩めてくれることもあり、またこれから頑張ろうという力も与えてくれる時もある。
離れていると余計に、それらをすーっと感じれるのかも。
ご親戚の温かさが、すごく伝わります。

杜の都と比喩されるだけあって、緑が綺麗ね。
お魚もとても新鮮で美味しそう。
仙台は、広島と牡蠣の養殖つながりがあり、広島でも仙台の様子はよくニュースで目にします。
仙台の牡蠣も徐々に育ってきているようで、広島でもみんな応援しています。

夢(ゆめ)ゃんと、希(のぞみ)ちゃん、なんて可愛いお名前なんでしょう。
歌に女の子が生まれていたら、つけたいような名前だわ。
こんな可愛い二人のためにも、一日も早い復興をお祈りしています。

みほちゃん、残暑厳しいけど、帰国まで日本堪能してね。

秋には、広島まってるわよぉぉ。


東北の夏

☆ Melissa さん

わずか3日間の滞在中も地震がありました。自然災害に備え状況判断力を持つことがどれほど大事か、まだまだ津波の爪あとが消えていない東北沿岸部が教えてくれています。

叔父の家に、かなり旧式なのにぴかぴかに磨かれた扇風機がありました。泥水にまみれて、家電が山積みに捨てられた場所で、使えるものはみんなで拾ってきれいに掃除をし、モノを生まれ変わらせて使っている。小学校の校庭には、海辺の中学の仮設校舎がたち、バスを使って遠方から通学する子供たちの姿もありました。

食べ物ショット、美味しさをお伝えできれば幸いです。プリクラへのお絵かき、子供たちがすみやかにペンを動かしているのにびっくりでした。

牡蠣つながり

☆さつきちゃん

海も落ち着きを取り戻し、壊滅的な被害を受けた多くの漁港も少しずつ復興へ動いているようです。石巻の港はかつての勢いを見ることは出来ないけれど、松島、塩釜近辺などは少しずつ牡蠣関係のお店も立ち直っているようでした。

親戚はみんな、不器用で涙もろくて「いいから飲め!」と言ってビールをすーっと目の前に出してくれるような人々です。母のことで心苦しくもあり、いつも行くまではあれこれと考えてしまう自分も、帰り道はなぜか「どうにかなるか」と気持ちを切り替えている。

夢と希は、年子の姉妹です。兄の蓮太も、今は中学ですが3人とも小学校のランナーズクラブに所属していて、特に夢は800mで東北の大会でも優勝するぐらい足が速いのです。

広島の海の幸も楽しみにしてます! さつきちゃんも8月後半も元気で。

No title

おかえり。
大船渡に実家があるというお客さんから
復興にはまだまだ時間がかかる。震災直後からあまり変わっていない所もある。
と聞いていました。
でも、少しずつ前に進んでいるのがわかって嬉しいです。
それと子どもたちの笑顔や成長が見られるのはなによりです^^
「笑顔咲くたび 伊達な旅」 いいねぇ~!
yuyaの宿題に拝借したいくらい^^;

キャッ♡ プリクラ撮ろうね^^



No title

みほちゃん~~~
私もつい先日 るーぷる仙台乗って「瑞鳳殿」行ってきたよ♪
政宗像の下で写真も撮ったわあ。
16日から18日松島、平泉、仙台回ってきたの
ちょうどみほちゃんと入れ違いだね
今回はセパージュジャポンへ行けず、残念でした!
10月の秋のワインとお料理を楽しみにしてます。

のぼりの言葉

☆ diadian ちゃん

宮城沿岸部もまだまだ手付かずのところが多いけど、大船渡も大変な被害だったと思う。去年女川まで海岸線をずっと車で見たけど、リアス式海岸の地形が変わるほどの被害状況でした。

「笑顔咲く旅・・・」の言葉、いいよね。仙台も石巻も、街中に元気をふるいたたせる言葉がたくさん揺れてた。
人々の笑顔も着実に戻ってる。 

プリクラ、 diadian ちゃんとリナちゃんは修正なしでいいけどね。みなとみらいのどこにあるのかしら、見つけたら必ず撮ろう!

るーぷる

☆ kako ちゃん

同じ乗り物で観光したんだね、ばったり会ったらびっくりしただろうね。すれ違いで残念。

るーぷる、私が行った日は月曜で休館の博物館もあったわりには、乗り切れないぐらいに混んでいました。20分間隔だけど、あの陽射しではとても次を待てない状態で、運転手さんの誘導でなんとか全員乗り切るけど、重たいバスが山を上るのは大変そうだった。

秋のセパージュは10月ではなくて、11月後半の予定です。
kako ちゃんも元気でお仕事がんばってね。

故郷の力

ピノちゃんが石巻に向かったその日、石巻の少年野球チームも
帰って行きました。前日に到着、ナイターの親善試合の後は
健康ランドの大きなお風呂、大広間で雑魚寝(修学旅行気分との希望)

翌日は足利学校で論語の素読、織姫神社のあの階段を上って
御祈祷とお守りを受け、ホテルのランチコースを食べて帰っていきました。
楽しい夏の思い出が作れたら、足利のみんなも嬉しく思います。

いつもいつも、石巻の皆さんから多くのことを学んでいます。
我が家も石巻に親戚がたくさん出来た気分、有り難くお心遣いを頂戴しています。

人間は強いよね。悲しいことも辛いことも、ちゃんと糧にできる。それは子供であってもね。
お母様、記憶の欠片がピノちゃんの笑顔で甦るんだね。
ご親戚の皆さんにも、ピノちゃんの笑顔が何よりのお土産だと思います。

足利と石巻

☆さち姉さん

さち姉さんが私に良くしてくださるのと同じように、足利のロータリークラブの皆様が石巻にたいして心を尽くしてくださること、心から御礼申し上げます。

少年野球チーム、親善試合ももちろんですが充実の「足利修学旅行」を楽しんだことでしょう。
学校の現状を聞くと、被害が大きくなかった地域でも、今までの校庭に別の学校の仮設校舎が建つことで今までどおりの運動はできなくなっていること、通学に時間がかかるので、子供たちの放課後の遊びも縮小気味であることなど、情緒教育もまだ模索中のようです。

子供も大人も辛いことを糧にできる、姉さんのおっしゃるとおり。 糧にしなくちゃいけないです。「どうせ」とか「限界」とかクチに出したらもうそこで終わってしまう。落ち込む時間が長ければ長いほど、そこかで抜けだすのは困難。 明日何が起こるかわからないからこそ、今日が大事ですね。

足利学校の木の門をくぐったとき、「学問」との向き合い方を考え直そうと思ったのに、最近の自分はだらけ気味です。しゃきっとしよう。まずは明日の仕事の予習をします。
プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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