和菓子の勉強会 2012年10月

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神無月の初日、久しぶりに和菓子のお稽古に伺ってきました。

お題は「着綿」と「かるかん風饅頭」。












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自宅からバスとメトロを乗り継いで、パリ郊外の先生のお宅へ。

緑が茶色に変わろうとしています。


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カフェのテラス席に座っていたクマもお昼寝中。


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青空に飛行機雲。 秋は空が高い。


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着綿は本来9月のお菓子で、9月9日の重陽の節句を祝うためのもの。

めぐみ先生は山形のご出身。 

「菊の上に綿を乗せておくと、朝露で綿が濡れて、それでお顔を拭くと美人になるのです」

桃色の菊と白い綿。先生のお話を静かに聴きながら、東北の秋を想う。


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こちらで手に入る材料で、


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「小豆」もこのとおり、BIOのお店で売っていますが、日本の豆とはちょっと違う。


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先生がすでに計量も済ませてくださってあります。


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かるかんの準備。 変色しないように酢水につけこまれたインニャム(山芋)。


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ミキサーのカップに、芋と水と砂糖を入れて攪拌。


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米粉の中にベーキングパウダーを少し加えて、

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インニャムジュースの中に加えて混ぜます。


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かるかん椀に生地を流して、あんをのせ、上から生地を流して蒸し器にセット。


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15分、強火で蒸して出来上がり。


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着綿の桃色の練りきり。


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ころころに丸められたこしあん。


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端正な表情の和菓子のお道具。 三角棒。


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あんを練りきりで包む前に、何度か棒の動かし方を練習し、いざ、あんを包んでから本番6個。

息を止めて、じーっと指先に集中。


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茶漉しの目に、白ねりきりを通して、綿を作り。


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菊に乗せたら、完成。 


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レッスンの後で、先生が煎れてくださる美味しいお茶。



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専用袋に収まったかるかん。幸せなお持ち帰り。


めぐみ先生、今回も雅な時間をありがとうございました。



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おまけ。 


その日の夕食は無性に餃子が食べたくなり、勢いで60個包む。

巨大なフライパンで30個ずつ焼いて、息子とふたりで餃子祭り。



和菓子も餃子も、パンも・・・愛を包むことが共通点。


指先にこもる魔法と手作りの満足感を味わうために。



















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No title

和菓子ってとても手間をかけて、丁寧に作られるものだと改めて実感しました。
素材の味を生かして作るのですねぇ。
とても美味しそう。
フランスに住んでいても、和の心を忘れずにこうして伝えてらっしゃるって、素敵ですよね。

時々、海外にいらっしゃる方の方が、日本の行事や仕来りをちゃんとされてるって思うこともしばしば・・・

>菊の上に綿を乗せておくと、朝露で綿が濡れて
私昨年、重陽の節句のためにつくられた、菊の被せ綿を拝見したの。
私が拝見したのは、色とりどりの綿を、菊の花にかぶせてありました。
重陽の節句に,子の健やかな成長を願い、一つ一つ綿を被せたのだと思って・・・日本の風習良いなって思った。

餃子もおいしそうぅぅぅぅぅ。

秋ですね。。。

ピノミホさん、

パリのポプラも色づいてきましたね。
こちら奈良も刈り入れが始まりました。

和菓子と餃子、どちらも手で包む、愛を包むんですね^^
だから手作りは美味しいし、嬉しいんですね。

めぐみ先生の和菓子レッスン、懐かしい、、、
また参加したいです。
日本に戻って、すぐに買える環境に戻ったけれど、
断固和菓子は手作り!を続けてます^^
(へそ曲がりですか?!)

数々の魔法を生み出すピノミホさんの美しい指先も
チェックしました~^^/

和の心

☆さつきちゃん

重陽の節句のお話、さすがさつきちゃんは見たこともあるのね。私は今回先生からお話を伺って、しみじみ和菓子ひとつひとつにまつわるお話を知りたいと思いました。

先生の作るお菓子は甘みは抑え目で、こちらでのお茶会の席にもおろしておられるそうで。

餃子は・・・ダイナミックがウリです!

数々の想い出

☆Florileges-Sさん

以前のハンドルネームもよかったけど、こちらもまたステキね。

和菓子のお稽古、一緒に行ったことをこの日も思い出しながら歩いていました。

パリのいろんな場所で、隣で笑った時間がつい先週みたいな気がしてる。

日本でも作っているとは、Florileges-Sさんらしいなあと思います。

奈良に行ったら、またマカロンも作ってね。 

12月は熱烈歓迎で待ってます! 

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休養も大切

☆鍵コメ y-じゅんちゃん

忙しくても心は亡くさず、全部に気配り、心配りが出来る人なんてどこにもいない。

ささくれが出来る前に、ハンドクリームを塗るように、魂にも潤いは必要だよ。
一番は睡眠だと思うし、あとは、美しい、美味しいものを見たり味わったりね。

レシピは先ほどメールのアドレスに送りました。
麦味噌、つぶつぶまで全部、いれて。田舎風に作って、温まってね、がんばれ。



和菓子教室

はじめまして。秋らしいお菓子、素敵ですね。
グルノーブルで和菓子創作を始めた者です。
以前パリで従妹がお料理教えていただいたそうで、
こちらのブログ紹介してもらいました。
パリにも時折行くのですが、めぐみ先生の和菓子教室、
興味あるので、ご連絡先教えていただけますか?
また、Jardin d'Acclimatationで日本のイベントがあった際、
Machiko ChibaさんとRumiko Hiranoさんが
和菓子アトリエを開催されたようなのですが、ご存知ですか?
質問ばかりで済みませんが、よろしくお願いします。



ご連絡先

☆若菜 綾さま

はじめまして。パリで従姉妹さんにCEPAGEにいらしていただいたようで、ありがとうございます。

めぐみ先生のご連絡先は、のちほど若菜様にメールします。

ほかの和菓子関係の方々は残念ながら私は面識がありません。お役に立てず、すみません。めぐみ先生なら、もしかして横の繋がりがあるかもしれないですね。

プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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