ピンクのチューリップ

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パリのメトロ6番線、セーヌを越える時に見るエッフェル塔が好き。

4月も後半になり、季節はゆるやかに夏へ向かっているものの、まだ陽気は肌寒く。









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「週末、ごはんを食べに来たら?」

 チーズ王国の久田早苗先生からの優しいお招き。

4月は仕事以外でどこにも外出をしなかった私。この日はマニュキュアを塗って花屋へ向かいました。


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メトロの入り口から、ふっと見上げた壁に文字が。

いつもの駅なのに、今まで気づかなかったこと。


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16区のパッシーは瀟洒な住宅街。


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石段をセーヌ方向に降りていきます。


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少し時間があったので、ビア・アケム橋の高架下へ。


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19時を過ぎて、夕闇の中に佇むエッフェル塔。


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この橋に、これからオレンジ色の灯りがともる。


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早苗先生の愛犬ララちゃんに、こんばんは。


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私だけのために冷しておいてくださったルイナールのシャンパーニュで乾杯。

窓の向こうの緑の木々の間からは、セーヌの水面が見え隠れ。



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先生がNANCYで手にいれたとおっしゃる美しい野菜たち。

黄色い蕪は、しっかりと歯ごたえを残して。


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タコとキュウリの酢の物には、コリアンダーがたっぷり。


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中トロマグロのステーキや、牛肉炒めの盛り合わせプレート。

先生からチーズを教えていただくようになって、8年ほど。

パーティーにお招きいただいたり、うちにも遊びにいらしていただいたり。

この日はふたりきりで。


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カリフラワーのチーズグラタン。

「チーズ王国」誕生の頃のお話、先生がフランスへ移住を決心なさった頃のこと、

まつげのエクステの話題や、これからやってみたい遠くない未来など。

窓の外はいつの間にか暗くなり、小さなキャンドル2つの灯りで心の中をたっぷり語り合う。




「今までね、明日のことばかり考えて毎日を必死で生きてきたの。明日のための今日だった。

 これからはあせることなく今日そのものを大切にしようと思ってる」



 先生の言葉に今の自分が重なって、静かな諭しも有り難く。





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ひじきとキノコの炊き込みごはん。

翌日からスイスへ出張なさるご多忙な先生が、準備してくださった栄養の数々。



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「チーズは食べきれないでしょうから、お土産にするね」


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日付が変わって、セーヌ沿いの道も車がまばら。




エッフェル塔は1時間に一度、5分間だけキラキラ。

早苗先生の笑顔は3分に一度、永遠に続く輝き。







翌朝お礼のメールを書くより先に、先生からのメールが届く。

「ミホは強がりじゃない強さを持っているから、乗り越えられるよ。」



 

チーズの熟成師久田早苗先生は、人間も熟成させる技を持つ。

忘れられない時間をありがとうございました。










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No title

なんだか心が温まりました。
久田先生の言葉、どれも名言ですね・・・関係のない所にいる私まで心にきました
そして、強がりじゃない強さをもってらっしゃるミホさんもホントに素敵♪
そういう印象が残せる方ってそんなにはいない!と思います
今日の記事は今の私にも元気をいただけました
ありがとうございます・・・

ナントカ王国っていいよね

私も先日、カーテン王国に行きました。そういうチェーン店があるの。カーテンだけでなく、じゅうたん・カーペットや、座布団・スリッパの小物も売っていて。品揃え豊富で、それなりの商品が品質の割に安いの。なんとなく、ミホさんも好きそう。

うらやまし

ん~何とも素晴らしいお話。
こんな大人の方に応援して頂いて、ホントに幸せですね。でも、それもみほさんのチカラなのでしょう、
二人の会話を側で聴いていたかった気がします。その時に同じシャンパンを飲めれば、或いは熟成フロマージュを頂ければ、もっと幸せ(^ ^)

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パリの女性たち

☆belle-vie さん

いつも応援ありがとうございます。
パリで活躍する日本人女性、おおぜいいらっしゃいますが、早苗先生はいつも先頭を走り続けておられます。 くすまず、輝き続ける美しい女神です。

先生と語り合った時間、おじゃまする前は「あれもこれも聞いていただこう」と思って出かけましたが、実際は「すべてを聞き逃したくない」と思える時間になりました。


王国

☆南姫さん

チーズ王国というネーミング秘話も、この日伺ってきました。 現在は王国以外にも別ブランドの展開も多いようで、日本中に店舗はどんどん増えているとのこと。

カーテン王国は知らなかったけど、ワイン王国っていう雑誌があるのは知っています。
「王国」の響きが、夢があるし、そこに迷い込みたくなる魅力を感じますね。

ルイナール

☆ホトケさま

ハンドルネーム創作作家としてのデビューも近いですね、いつも静かな励ましをありがとうございます。

早苗先生はご存知のとおり、本当に腰がひくく、物腰も穏やかでいつもニコニコしておられます。実際は「戦う女性」でありながら、その厳しさをみじんも感じさせないおおらかな柔らかさに同性の私もとことん惚れこんでいます。

先生が冷しておいてくださったルイナール。 昔、電車の中でお弁当と共に贅沢に飲んだ1本。 シャンパーニュは、どんなときでも私の目の前に現れて気持ちを解放してくれます。

パッシー

☆鍵コメ y-じゅんちゃん

ビアアケイムの駅のことをクルーたちはみんな「バーアケミ」って呼んでいましたよね。

パッシーは梅干ホテルからの対岸だったから、ショウアップの日に時々行っていました。
今もいい感じの商店街になっています。

メトロやバスの車窓からの眺めも楽しいけど、歩いて見上げることで新しい発見、出会いが
あるものだ、とこの日も感じました。

No title

こんな人になりたい、と思える御手本のような人生の先輩が居るって素敵な事だよね。

ミホちゃんの痛みを少しでも癒してあげたいという心配り、お腹も心も満たされた時間、人生の宝物だね。

お手本

☆ゆきちゃん

遠くから憧れるだけじゃなくて、じかにお声を聞いて人生を学んだ時間でした。

「お手本」、本当にそのとおり。 自分たちも年齢が上がるにつれて行動に責任を持たなくてはと思うことが増えたけど、先を走る先輩は偉大だね。

お誘いのメールをいただいて、すぐに嬉しくてお返事をしたの。
そのときの、早苗先生のお返事が「みほさんをひとりじめ、うれしいなー」

私が言うのはおかしいかもしれないけど、この可愛さも先生の大きな魅力なのです。 






みほちゃんが、憧れのお姉様と慕っているのが、とてもわかりました。
お料理一つ一つ、言葉一つ一つが、みほちゃんの為のもので、拝見していて、とてもここあたたまります。

カリフラワーのチーズ焼き、たべたーーい。
私も今日1日大切にいきるわ!
いつかパリで、セパージュとチーズセミナー参加したいな。その時はよろしくぅ。

一緒にね

☆さつきちゃん

パリに来たときに一緒にすること、たくさんあるね。もちろんチーズセミナー、参加しましょう。
こんなにたくさんの種類を、こんなに大きなポーションで?ってびっくりする充実した内容。

早苗先生のお料理は野菜の歯ごたえしっかりで、カリフラワーのグラタンもコンテとブルーチーズが混ぜて使われていたと思うの。 
たくさんその場でもいただいて、残ったものもお持ち帰りさせていただき、翌日に余韻に浸りながら完食でした。


プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満17年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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