青い空が戻った日

2015年1月11日朝市 024

ここ数日間のパリの事件で、世界中の皆様にご心配をおかけしました。

硬直していた空気が少しずつ、柔らかくなってきた日曜日の朝。


灰色の空、冷たい雨の多い冬日には珍しく太陽もパリ市民を励ましてくれました。





2015年1月11日朝市 001

必要以外の外出を避けていた数日間。 心の余裕もありませんでした。

見えているようで、今まで気が付かなかったもの。

家の前のアパルトマンは、1902年に建てられた。

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青い扉に鉄のレース。

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12月にオープンしたばかりの、ワインバー。

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ボトル専用のごみ箱から、収まりきらないボトルが街を監視する。

2015年1月11日朝市 009

役目を終えた生のモミの木が捨てられている。

2015年1月11日朝市 008

911の後、パリ市内で爆発騒ぎが続いた時に、街中のごみ箱は透明な袋になった。


2015年1月11日朝市 010

いつもは、その日のおすすめが書いてあるイタリア食材店のボード。

2015年1月11日朝市 012

VELIBという名前の、パリ市内のレンタサイクルのマシーンの画面も。

2015年1月11日朝市 011

人気のパン屋さんの、いつもの行列を見るだけで安堵。

2015年1月11日朝市 016

元気を取り戻すには、朝市を歩くのが一番。

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コルシカ産のみかんが並ぶ。

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朝市は食材だけでなく、生活雑貨も売っています。

自分のために、室内履きを購入。 トラの茶色とリンクさせ。

2015年1月11日朝市 015

落書きだらけの電話ボックスにも、貼り紙が。

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本屋さんに入ってみる。 

アンティークのピアノにディスプレイされている音楽関係の本たち。

2015年1月11日朝市 017

今回襲撃された新聞社の、過去の記事の本。


2015年1月11日朝市 019

この季節ならではの、ガレットの写真集。 フェーブを当てるデザート、日本でもだいぶ浸透中らしい。

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いつもの道に、いつもの暮らしが活気を取り戻す。

2015年1月11日朝市 023

焼き立てのバゲットを掴んで歩く。

フランスでは、お箸のことも、バゲットと言う。




顔見知りのフランス人の年配のマダムに会った。


新年おめでとうを意味する「ボナネ」を言い合ったあと、

「もう今年は11日過ぎたわ。 来年まで、したいことがいっぱいあるというのに、時は無情で待ってくれない。」

ウインクをして、最後はニッコリ笑ってくれた。



何があっても、善く生きる。 

トリコロールの国に住む義務として。






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No title

ひとまず、良かったですね!

でもパリに限らず、もうどこの国でも油断が出来ない状況になりましたね。
この先、何事も起こりませんように。

ありがとうございます。

☆chibigure さん

ご心配をおかけしました。昨日の追悼集会は170万人という人出で、私はテレビで観ていましたが、歩きに行った知人も多かったです。

ここ数日、トラを撫でながらいろいろなことを考えました。
日頃、飲食関係のことしか頭にない自分ですが、世界の状況ももっと知っておくべきだと
今回のことであらためて感じました。

フランスではきつい仕事を移民が担っている現状は事実ですが、教育制度は平等ですし、努力次第でさまざまな道は開ける。自己努力なしに責任転嫁し無差別な攻撃に出るのは、どんな宗教の神でも許さないはず。 

キモチが落ち着かない時間、トラのモフモフなおなかをずっと触って気を静めていました。
動物セラピー、ここでも活きています。

No title

少し落ち着いたのかしら
お天気も住んでる人の味方ですね

鍵コメのレスにあったような内容の記事が
朝刊のトップで大きく取り上げられてて
少し安心しました

良かったです。

少し落ち着かれてホッとしました〜。
そのタイミングで晴れ間が見えるなんて、お天気も粋なことをしますね。
トラちゃんも日向ぼっこできたかな?

本屋さんのディスプレイ、さすがのセンスですね。街が手を抜いていないというか…。街歩きをしていると、感覚が磨かれそうですね。パリはすごい場所ですね☆

ホッといたしました

遅くなりましたが新年おめでとうございます。
実は、例の事件があったので新年のご挨拶どしようかと悩んでいたんですよ。
でも、こうして日常の生活が戻りつつあるパリの様子を拝見してようやくご挨拶ができました。

トラちゃんがピノミホさんの癒しになったようで
本当によかったです。

ピノミホさんにパリに早く日常が戻ってきますように
そして、「ボナネ!」の挨拶がたくさん交わされますように。

ひきつづき。

☆とら猫の母さん

遠くからご心配いただきありがとうございます。少しずつですが、パリは落ち着いた暮らしを取り戻しつつあります。

テロの場合、天災同様予測が不可能ですが、危ないと言われるところへの外出を少しでも避けることでリスクを減らしていきます。

日本ではインフルエンザが猛威をふるっているらしいですね。
まだまだ続く冬、寝込んだりせずに乗り越えていきたいです。

パリの表現

☆トランママンさん

トランちゃんのセリフも毎回可愛くておもしろいですが、トランママンさん、さすがですね、
パリの表現を「手を抜かない街」とは。

朝市の野菜の並べ方にしても、肉屋の冷蔵ケースのディスプレイにしても、そして本屋さんまでも、普通の生活の中に美しく生きるヒントがたくさんあります。

花の都であるパリも、人々の生活は実は質素で、きらびやかなのは極一部。ほとんどの住民が身の丈にあった暮らしを貴び、書物、芸術に触れながら啓発されています。

本当の春を待ちます。

☆ 夢人さん

今年もよろしくお願いします。アッサムちゃんが頭にみかんを乗せている姿、ふっくら、とてもいい写真でした。

夢人さんのブログを見ると、もっと私もトラを可愛がろうといつも思います。すでに自分でも相当な溺愛だと思いますが、先輩方はもっと凄い。

この先、大きな悲しい事件が起こらずに安全な暮らしを続けていきたいです。
朝市には警察官もずいぶん出ていましたが、道端に転がったキュウリを拾い上げて、屋台の人に「これも危険」と冗談を言う姿もあり、緊迫した中にも和む一瞬でした。


No title

mihoさん
ご無事でなによりです。ここ数日どきどきしてテレビの画面を見ていました。世界中恐い世の中になってきましたが、気持ちの持ちようで、明るい毎日を送れれば…と思っています。mihoさんもお元気で、再会を楽しみにしております。

春に向かって

☆chiharu さん

ご心配おかけしました。私もフランスのテレビ映像、日本で放映されたニュースを見ていました。パリの空気の硬直や、人々の表情も、一歩外で出るとリアルに感じるのでここ数日は何とも言えない気持ちで過ごしました。

chiharu さんのおっしゃるとおり、ものものしい世の中でも平和な世の中でも、どんな状況でも自分が今できることを考えて、明るく生きていくことが大切だと私も思います。

ノエルのイルミネーションも外され、この街はとうぶん寒くて暗い空が続きますが、それでも確実に春は近くなっています。 お花屋さんには球根の鉢植えがずらりと並んでいます。



プロフィール

Author:ピノミホ
趣味から始めたワインの勉強、人と語らうことが大好きでおもてなしを積み重ねた経験、それらを集結して「CEPAGE」を実らせて満16年を迎えました。
小さなサロンのテーブルに、今日も美味しいお皿を運んでいます。

ワインの熟成と同じように、ゆっくり、味わい深い時間を過ごせる日々を願って。

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